なんとカメラに目覚めました
今週はじめ、プロカメラマンとして活動している友人のフォトレッスンを受けました。
そこから、毎日ミラーレス一眼を手に取り、撮影に励んでいます。
全く違う世界がそこにありました!
マニュアルモードなど自分とは無縁だと思っていた
フォトレッスンのざっくりとしたテーマは「マニュアルモードで撮る」こと。私にとっては、遠い世界に見えていました。
7年前に買ったミラーレス。ほとんどお蔵入りだったし、もう随分古いし。そもそも活用することも、あまり考えていませんでした。
それでも、子どもの運動会や発表会でブレブレの写真しか撮れないこと、屋内では黄色く撮れてしまうことをどうにかしたくて。カメラを覚えたい気持ちはありました。
気心の知れた友人だから、ちょっとぐらい難しいレッスンでもどうにかなるだろうと参加しました。
教えてもらえば理解できることだった
子どもたちを預け、電車に揺られて1時間半。久しぶりに遠出をして、レッスン会場であるカフェに到着しました。
まず最初に覚えたのは、「ISO感度」「F値」「シャッタースピード」の3つ。マニュアルモードでは、この3つを自分で設定するのです。
「ISO感度」は光をどのくらい取り込むか。感度を上げると明るくなるけど、その分ザラザラします。
まず、この値を決めるところからスタート。晴れた屋外なら100くらい。明るい室内や曇りの屋外なら400くらい。室内なら800以上。
まずこれを、えいっと決めます。これが基準。
その後、「F値」を決めます。F値は低いほど背景がボケて、明るくもなるけれど、レンズによって最低のF値が決まっています。
これは、とりあえず低く設定すればいいかな。本当は2.8くらいだとプロっぽくボケるらしい。でもその分高い。私の持っている望遠レンズは4.2とかでした。
最後に「シャッタースピード」を決めます。静止したものを撮るなら、シャッタースピードを遅く(数字を小さく)することで、好きな明るさに調整します。
でも、動き回る子どもなどは400ぐらい欲しいところ。もしシャッタースピードを400にして暗すぎるなら、もう一度「ISO感度」に戻ります。ISO感度を上げることで、明るさを調整します。
基本はこれだけ。これを教われずに、どれだけ遠回りをしたのか、、、
取扱説明書やカメラの本を読んでもさっぱり分からなかったのが、やっと取っ掛かりが見えました。
動き回る被写体には追尾AFを設定
3つの基本に加えて、私は子どもを撮りたいので、被写体が動き回ることが前提としてあります。
その場合、ピントが被写体を追ってくれる「追尾AF」という設定にします。
さらに、望遠レンズを使い、連写モードにします。これで、予測不能な動きにも対応できる撮影体制になりました。
はじめの一歩は重要だった
私の友人はもともとプレゼンスキルに長けている人でした。その彼女がカメラを学び、プロカメラマンになったのはラッキーでした。
何にせよ、はじめの一歩は重要です。ここで難しいと思うか、簡単と思うかで、その世界と馴染めるかが決まります。
「ISO感度」「F値」「シャッタースピード」という3つだけでも、設定するのは意外と手間取ります。違うボタンを押しまくって「ああーっ」となります。
でも、もう理解はできたので、あとは体が覚えるだけ。友人から「毎日リビングにカメラを置いて触ること」と言われたので、まずは30日間カメラに触ることをやります。
カメラって、教わるものだとも思っていなかったし、身体で覚えるものだとも思っていませんでした。オートフォーカスでもそこそこ綺麗に撮れるし、あとは構図とかセンスかなって。
それも正しいのだけれど、構造を知ると、より魅力が分かってきます。30日後にどんな写真が撮れているのか、今から楽しみです。