英語を学び直して「そうだったのか！」と気づいたこと - Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

英会話スクールに通い始めて1ヶ月半経ちました。

相変わらず話せないのですが、久しぶりに英会話に取り組んでみて気づいたことを記録します。

なお、過去にスクールに2回通ったことがあります。4年前にはフリーの家庭教師のマンツーマンレッスンを受けていました。

英語学習は目標が大事だと言われます。ただ、私は仕事で英語を使う訳ではなく、外国人と関わる趣味も持っていません。

英語が出来れば仕事上有利なこともあるし、英語で話しかけられた時、絶句するしかないのは情けないな。ちょっとくらいは英語で話せるようになりたい。

それが正直な気持ちですが、目標としては弱い。継続的に英語を使わないので定着もしにくいです。英会話だけは、何度勉強に取り組んでも、目標が達成できる気がしませんでした。

ただ今回は「産後の生活を健康に過ごす」ことを考えた結果、英会話にたどり着きました。前回の経験から、何か勉強すると、精神衛生上良いことが分かっていたからです(ちなみに第一子の時は簿記2級を取りました)。

つまり目的は英会話の上達よりも、精神的な健康。

考えた結果、英会話スクール自体を目的にしました。例えばゴルフが趣味なら、月数万円かけてる人もいます。それと同じと考えれば、英会話スクール自体を楽しむことに月数万円払ってもいいのではないか。そう考えたのです。

その考え方が良かったです。今までは欲張り過ぎていたのかもしれません。初めて正直な目標、達成できそうな目標になりました。

期間も産休の間だけと決まっています。あと半年で、レッスン中に楽しく英語で会話できるようになれば目標達成！満足感を得られると思います。結果として英会話の上達も実現するはずです。

レッスンを楽しむと言いつつ、私の英会話力はひどいものです。6年前とはいえTOEIC870点なのに、「彼女は7時に朝ごはんを食べます」さえスムーズに言えません。楽しむどころか、泣きそうです。

テキストを見た時には「簡単過ぎて、やっぱりコストパフォーマンスが悪い」と思ったのですが、そんな簡単な内容すら口から出てこない。

口から出てこないのだから、できていないってこと。私の英語は「彼女は7時に朝ごはんを食べます」レベルであることを受け入れました。

そして、英会話スクールのテキストをまともにやってみようと思いました。そこには長年の運営の中で培われたメソッドがあるはず。私が下手に自分で学び方を考えるより、よっぽどいい。

今まではそう思えませんでした。自分で考えて、より効率的な学び方をしようと思っていました。私は英語を読むことはできるし、文法も単語も分かってるという自信がありました。

その自信を一回捨てたら、シンプルになりました。

書籍、ブログ、メルマガなどの英語コンテンツでは、基本動詞の解説がよく出てきます。例えば、haveだけで色んな意味を持ち、色んな場面で使える、といったものです。

私はそれらを英単語の暗記の延長だと捉えていました。重要なのは分かるけど、まあ、大体分かるからいいか、と思っていました。

受け取る力がないと、有益な情報があってもスルーしてしまう典型例でした。

英会話はスピードとの戦いです。簡単な会話で「あの動詞って何だっけ」といちいち考え込んでいては、言葉のキャッチボールが成立しません。

だからこその基本動詞の活用だったのか、と気づきました。

会話を成立させるためには、瞬時に口から出てくる単語やフレーズを増やす必要があります。基本動詞の活用に慣れれば、別々の単語を覚えるより、はるかに効率が良いです。

長年、英語を学んできたのに、教えてくれた人もたくさんいたのに、全然分かってなかったな、と思いました。

大学受験をしました。TOEICで高得点も取りました。だから文法は忘れたところをちょっと補えばいいと思っていました。

それが誤解だと気づきました。英会話を学ぶ中で「文法をちゃんとやる」とは「使えるまでやる」ということだったのです。瞬時に口から出てくるまでやるには、何度も繰り返さなければなりません。

これから「中学3年間の英文法を10時間で復習する本」を何度も読み込みます。英会話スクールのテキストも読み込みます。

今のところ、発音までは手が回っていません。発音が学べた方が、聞き取りも伸びるだろうし、話す時も楽だろうなとは思っています。

英会話スクールのレッスンでも発音は注意してくれますし、シャドーイングをやれる時にやってはいます。子ども向けの英語教材やテレビ番組で発音を学んだりもしています。

でも、何かピンときていません。何かあるはずなのに、見えてないみたいです。

まだ数ヶ月あるので、焦らず着々とやっていきます。