苦手なところを補おうとするより、得意なところを伸ばす方が良い、という考え方は合理的だと思います。
得意なところが活かせると「仕事ができる」と評価されやすくなります。「あの人は◯◯で優れている人」と覚えてもらえます。
苦手なことを頑張って普通レベルまで改善しても、誰も興味を持ちません。そこが学校と社会の違うところ。
でも最近の私は、苦手だったことばかりチャレンジしています。育休中に続けている英会話は、私にとって最も苦手なことです。
そして今日は、フォトレッスンに参加してきました。
こんなに素晴らしい世界があったとは!
カメラが趣味の人はたくさんいます。そういう人から見たら、私の感動なんて、「え、いまさら?」という感じでしょう。
でも、感動したんです。ISOとF値とシャッタースピードの設定の仕方を学んだだけで、いきなり世界が広がりました。
取扱説明書を何度読んでも意味が分からず、カメラはほとんどお蔵入りだったのですが、やっと能力を発揮してもらえそう。
フォトレッスンの講師は長年の友人でした。もともとファシリテーターとして高いスキルを持っていたので、彼女にカメラを教われるのはラッキーでした。
ひとまわりしたから取り組める余裕
キャリアを形成している時期は、カメラがド下手であることが気になりつつも、それに時間を割くことはしませんでした。
ある程度、自分の得意分野のスキルは身につけたからこそ、長年引っかかっていたことに手をつける気になっているのだと思います。
周りの評判も気になりません。ド下手がちょっと上手くなっても、SNSに溢れる写真よりはたぶん下手。でも自分が新しい出会いをして、感動したなら、それでオッケー。
自分で明るさを調整しながら写真が撮れるのが楽しい!出来上がりは今のところiPhoneと変わらないかもしれないけど、まずはやってみます。