Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

子育てしててもキャリアは諦めたくない。でも体力ないし、面倒くさがり。シンプルライフをベースに日々の工夫や思いを記録します。

罪悪感を覚えたら、それは嘘


標語のように唱えようと思います。


「罪悪感を覚えたら、それは嘘」


目に見えない何かに義理立てしないように。


母親なのだから、という思いから逃れられない


育児ノイローゼかも、と思った時に、ノイローゼになった当事者の体験談をネットで色々と見ていました。


中には産後に入院した方もいました。自分の実家に子どもを託した人、夫に任せた人。


そういった方々の体験談に「わたしは子どもが育てられない人間なんです」という言葉がありました。1人ではなく、何人も。


その方々はおそらく、ずっと罪悪感を持ちながら生きていくのでしょう。その後、きちんと子どもを育てることができたとしても。


子どもを育てるのは母親でなくてもいいし、育てられる人にきちんと託したのだから何も責められることはない。赤ちゃんはちゃんと育ちます。


でも、母親なのに、と思ってしまう。母親なのだから、私の手で育てて当たり前なのに。時には、そんなことを夫や親から言われることもあるでしょう。


私も鬱手前まで行ったにもかかわらず、「親なのに、子どもを預けてホッとするなんて」という気持ちから逃れられませんでした。


子ども2人くらい、みんな育ててる。それができない私は、やっぱり欠陥があるのではないか。


助けを求めることに罪悪感を持つのは、違う


周りの母親達は、みんなきちんとして見えます。


でも、そんなことはない。できることはそれぞれ違って当たり前。あなたが普通にできていることが、他の人は難しい場合もある。その逆もある。


だから、助けを求めることに罪悪感を覚えるのは、どこかに間違いがあるのです。


特にネットの書き込みなどでは「〇〇して当たり前」なんてコメントがあるみたいです。それは単なる嘘だから。嘘に関わるとロクなことありません。


だから、「罪悪感を覚えたら、それは嘘」。


母親なのだから、という考えはあまりに強固で、それをひっくり返すのは当人にも難しいのだけれど。


子どもは誰かがちゃんと育てればいい。そこから考えれば、自分にできていることはある。


罪悪感の中にいる母親が、1人でも減りますように。