小児救命の講習会に参加してきました
以前から子どもの怪我の応急処置や心肺蘇生についての講習を受けたいと思っていました。
実は区で年に2回開催していたのです。区報でしか告知していないらしく、今回初めて気づくことができました。
小さな子どもを持つ親には必要な知識。少しだけ安心できました。
何はともあれ心臓マッサージ
講師はテレビなどにも登場される小児科医の先生でした。
確かに救命については免許の更新などでも学びますし、ネット上にも情報はありますが、豊富な経験がある先生から分かりやすく教えていただくと全然違います。
今回一番役に立ったのは、心肺蘇生の実習でした。何はともあれ心臓マッサージを30回。次に人工呼吸を2回。これを5セットやってから、次の行動を考える。
実際にやってみないと分からないものです。心臓マッサージの練習で、人形を相手に胸を押します。結構力は入りますが、頑張ればできます。回数は声に出して数えないと分からなくなっちゃう。
人工呼吸は難しいです。実際にはできないような気がします。でも、全然やったことがないよりはいいかな。
そういった感覚をつかめたのは貴重でした。
ちなみに、道端で倒れた大人を見かけたら、人工呼吸はしなくていいから、とにかく心臓マッサージ、だそうです。
誤飲に注意、を目の当たりに
他にも、誤飲を見つけた時、火傷の時、頭をぶつけた時など、色んな危険についての対応方法を整理できました。
とっさの時にスマホで検索している余裕はありません。知識のあるなしで、落ち着いて行動できるかどうかが決まります。
定期的に見直そう、と思いました。
びっくりしたのは、誤飲についての説明をしている最中に、となりの赤ちゃんが紙をむしゃむしゃ食べていたこと!
その講習会は赤ちゃん同伴が可能で、赤ちゃんにも名札代わりのシールが貼られていたのです。そのシールを食べてしまったのでした。
まさか運営側も、赤ちゃんが名札を食べるとは思っていなかったと思います。赤ちゃんの行動は大人の想像を超える時があるな、と実感しました。
娘ももう少しするとハイハイで移動し始めます。改めて安全に気を配っていきたいと思います。