夫を家事の戦力にするためにやったこと
ママ友から「(夫にそこまで家事をさせるなんて)信じられない」と言われたことがあります。
そうですね。。。そうだと思います。
でも2人で同じだけ仕事しているのに、家では同じだけ仕事をしないって変じゃないですか?とはいえ、夫は家事能力が高かった訳ではないので、いろいろと指導はしました。
夫を家事の戦力にするためにやったことです。時間はかけてます。
1.家事は2人でするもの、と本気で思う
私は専業主婦の家庭に育ったので、20代前半までは女性が家事をするものという意識がありました。ただ、仕事で男性と対等に働いていること、体力がなくなってきたことなどがあり、夫も家事をして当たり前という意識になってきました。
それに応えてくれた夫はありがたいし、そうでなければ結婚しなかったとも言えます。
家事ほど効率が求められるものはないですし、前例がないことがたくさん起こります。大企業のサラリーマンなら、仕事のほうがよっぽど楽。家事ができれば仕事もできると思っていたので、夫に指導することに躊躇はありませんでした。
夫に家事を頼んで、うまくいかなかったから諦める、というのでは難しいです。夫が家事をすべきであることを1ミリも疑わないこと。まずはそこからだと思います。
2.やらなくていいことを見分ける
同僚が「洗面所の鏡に水滴がついたら拭いてほしいのに、旦那がやってくれない」とこぼしていました。その気持ちは同意するものの、鏡が多少汚れてても生活に支障はない、というのも事実。
「やらなくても問題ない」けど「やりたい」家事ってあります。それは諦めるか、自分でやるしかない。私も洗面所の鏡はきれいにしておきたいので、手ぬぐいを置いておいて、自分で拭いてます。
3.素直にリクエストする
色々考えずに「食器洗いはお願い」とだけ言う。ニュートラルにリクエストすると、相手も応えてくれるものだと思います。そこで卑屈になったり、逆に高飛車になったりするとおかしくなります。
夫に受け入れやすい頼み方を考えるというのは、ありだと思います。うちの夫は褒められるのが好きなので、「さすが」みたいなニュアンスを加えたりはします。たまに。
4.得意そうなところから任せる
何かを覚えている、ということに関しては、私より夫の方が得意です。振り込みや手続き関係、予定の管理は、だいたい夫に任せています。
あと、毎日やることが決まっていること(洗濯物をたたむ、食器を洗う、保育園の支度など)は夫の担当が多いです。
一方で、夫は拭き掃除はやりません。何度か頼んだことはありますが、定着しませんでした。状況によって対応が違うタスクも、私が担当します。
何を割り振ると家庭がうまく回るかは、PDCAで探っていきます。計画して、実行して、評価して、改善して、、、
5.相手と自分のやり方の違いを受け入れる
私は先にタスクを終えてから休みたいタイプ。夫は休んでからでないと動けないタイプ。私からすると「早くやってほしいな~」と思うときもありますが、タイプが違うので仕方がないことです。
ただ一緒に長年暮らしていくと、夫も私に感化されてくることもあり、食器洗いなどは食事のすぐ後にやるようになりました。
書いていて思ったのは、夫婦感のコミュニケーションが求められるな、ということ。伝わるまで伝えたり、相手の反応を見たり。お互いに分かり合う努力があればこそ、だと思います。
家事だけでなく、子育ても一緒にやっている感覚があります。これが続けられれば、老夫婦になっても、共に成長できそうな気がします。