メタメタに情けなく思う瞬間
英会話スクールに行く度に、あまりに会話ができないので、自分が情けなくなります。
アワアワして、ものすごくカッコ悪い自分。「こんなんじゃない!」と言いたくなります。絶対、会社の人や友だちには見られたくない姿です。見られたら泣く。
この「できない」という感覚は久しぶりだな、と思いました。
40代は得意分野に特化すべき時だけど
若い頃って、できないことがたくさんありました。でも、できなくて当たり前だったので、あまり気にせずガンガンやってみて、いつの間にかできてたりしました。
最後に「できない」に直面したのは10年くらい前。金融が分からないのに金融業界に就職してしまい、今振り返ると全く役に立っていなかったです。あまり気づいてなかったけれど。
もう不得意なことはやらなくなっています。40代にもなれば、不得意なことにチャレンジするよりも、自分の得意分野を深める方がいいでしょう。むしろ、やるべきことを絞っていく年代だと思います。
「できない」免疫が薄れている今、自分ができないことの中にいるのはゾワゾワします。
50歳を超えても「できない」自分に直面することはある
ただし、会社に勤めていれば、異動の可能性があります。私は今、41歳。65歳まで働くとしたら、まだ20年以上あります。その期間、ずっと同じ仕事をするとは限りません。何かの拍子で、全く違う仕事をすることもある訳です。
最近、50歳を超えて、専門分野と違う部署に異動するケースをいくつか見てきました。プライドが邪魔をして「できない」自分を認められない人もいれば、できないなりに周囲に助けを求めて頑張っている人も。
もちろん、自分がやりたい仕事を求めて転職することもできます。ただし、会社から与えられた仕事によって、自分の守備範囲を広げられる可能性もあります。
できれば50代になっても、新しいことを取り入れられる自分になりたいです。
情けない気持ちを味わうのもいい
そう考えた時、英会話スクールで「できない」とメタメタに情けない気持ちになり、もがいでいるのは、なかなか良いことなんじゃないかと思いました。
心が抵抗を覚えた時、そこから逃げることもできるけど、受け入れることもできるといいな。
心を柔らかく保っておきたい。そう思いました。
ただ、このままでは本当に情けないので、少しくらいは会話が成り立つように、英会話を頑張りたいです。