ささいな「やりたいこと」をやる自由
子育てをして気づいたこと。「やりたいことをやる」って、どれだけ素晴らしいことか。
それがどんなに小さなことでも。
自分のペースで髪を乾かしたい
休日の夜、お風呂から出て髪を乾かしていると、夫が息子に「ママに髪を乾かしてもらってきな」と言います。息子がリビングからだだだっと走ってきます。
2、3回なら気になりません。4、5回くらいから、うっとなります。10回近くなった時、「お願いだから、やめて」。
自分の髪を乾かそうとしたのに、息子が来れば、彼にドライヤーをかけることになります。それから歯ブラシを渡し、仕上げ磨きをする。
もう、何をやっていたか忘れてしまう。
本当は髪を最後まで乾かすつもりはなく、ちょっと髪を温めてから洗濯物を集めるつもりだったりするんです。平日はそんなこと無理だから、夫がいる休日くらい自分のペースでやりたい。
やめてと言ってからは、夫が息子のドライヤーと歯磨きについていてくれるようになりました。
小さなことが、精神をジワジワと追い詰めていく
1人目がゼロ歳の時は、ラグマットがめくれてるのを直す自由もありませんでした。
ようやく私の腕の中でスヤスヤ寝始めた息子を抱えながら、ラグマットのはしっこを恨めしい気持ちで眺めていました。
子育て中だから当たり前。そのくらい我慢の範囲ですらない。
その通りです。でも、そういう地味なところから、精神はジワジワとやられていきます。
だから小さなことでも、自分のペースでやる時はやる。赤ちゃんに少し待っていてもらってもいいし、パートナーに頼むでもいい。「このくらい」と思わないこと。
ささいなことから実現していく
赤ちゃんがいるのは素晴らしいことですが、いつも緊張が続きます。赤ちゃんに向かって、いつも構えている感じ。人に預けている時でさえ、緊張してるなぁ、と思います。疲れて当たり前。
構えるのではなく、自分から動くことで、楽になったりします。
自分の希望を叶えてあげるのは、自分を大切にすることとイコール。食べたい時に食べて、掃除したい時に掃除して、歩きたい時に歩く。そうやってバランスを取りながら乗り切っていきたいです。