Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

子育てしててもキャリアは諦めたくない。でも体力ないし、面倒くさがり。シンプルライフをベースに日々の工夫や思いを記録します。

高齢出産にもメリットはあります

私は第一子を37歳、第二子を41歳で産みました。バリバリの高齢出産です。

 

子どもは若い頃に産んだ方がよいというのは、正しいんでしょう。私だって、高齢出産を狙っていた訳ではないです。

 

ただ、若く産んだ人、それなりの歳で産んだ人、どちらも得るものはある。得るものの内容が違うだけ。

 

私が感じている、高齢出産のメリットです。

 

1.冷静でいられる

 

最初に産んだ赤ちゃんは、泣きっぱなしの子でした。しかも声がでかい。命の危機が迫ってる勢いで、下手すると数時間泣いてました。

 

さすがにノイローゼになりかけました。勝手に涙がポロポロ出てきたことも。

 

自分が20代だったらと思うと恐ろしい。子どもに当たっていたかもしれない。30代後半でよかった、と何度も思いました。何度も。

 

追い詰められつつも「これは時間が解決するやつだから、悩むの保留」「そろそろ発狂しそうだから、助けを求めよう」とか、何とか対処できたのは、それなりに人生経験があったから。

 

ゼロ歳児育児を乗り越えたら、ほぼ動じなくなりました。イヤイヤ期もゼロ歳の時よりマシ。それなりに流せてしまいました。

 

 

2.ある程度のキャリアがある

 

今回の産休に入る時は、仕事が色々と変化していた時期。休むのはもったいないな、という気持ちもありました。ただ、職場復帰した時に活躍できるという手応えがあったので、すぐ切り替えられました。

 

職場環境によるので、何とも言えませんが。ある程度のキャリアがあれば、上司や会社へのリクエストもしやすい気がします。子育てしていると、急に休まなくてはならないとか、仕事の調整が必要とか、いろいろあります。

 

また保育園の送り迎えがあると、業務時間はどうしても限られます。ある程度のキャリアがあればこそ、効率よく仕事をこなすことも可能になってきます。

 

私にとっては、ある程度「仕事ができる」という状況を作ってから子どもを産んでよかったです。

 

 

3.知恵で乗り切れる

 

 子育てや家事についても、仕事などで培った知恵が大いに役立ちます。

 

例えば、タイムマネジメント。やることが多すぎる!とパニックになりそうな時は、ToDoリストを行動レベルで書き、各タスクにおいて必要な時間を書き込みます。そして一日のうちの使える時間に割り振るか、誰かにお願いするか、明日以降に持ち越すかします。

 

所要時間は5分ほど。仕事で自分なりのタイムマネジメントをやってきたからこそ、できることです。

 

家事をやりながらでも、「小さめのバスタオルに替えれば、洗濯の負荷が減るかな」「子どもの服はリビングにしまっておくと動線が短くなる」と、改善を常に考えます。仕事で改善が癖になっているので、家でも自然にやっています。おかげで家事がどんどん楽になっています。

 

 

4.遊びたい願望がすでに満たされている

 

夫と結婚してから子供がいない期間が4年ほどありました。気が向けば2人で飲みに行き、イベントにでかけ、海外旅行も何度か行きました。それ以前にも、好きなだけ遊んだなという思いがあります。

 

確かに子どもがいると行動は制限されます。出会う人も減りました。でも、あまり気になりません。どうしても1人で行きたい場所は特に思い浮かびませんし、大好きな野球観戦は家族で行きます。

 

若いころだったら違っただろうなと思います。

 

 

5.人に頼むのに躊躇が減る

 

私は人に頼むのが苦手です。自分でやった方が楽と思ってしまいます。

 

こんな私でも40代にもなると、人としゃべりたくなったら誰かを誘ったり、大変な時は「大変だ」と言うことができるようになりました。鈍感力が育ってきたようです。

 

子育ては孤立するときついです。歳を重ねた分、図々しくもなり、結果として子育ての大変さを和らげることができていると思います。

 

 

 子どもはベストのタイミングで来てくれるものだと思います。いつ妊娠しても素晴らしい。私にとっては、高齢出産が適していたんだろうなと思います。