赤ちゃんにはタイプがあった
息子は一日中ギャンギャンと泣く赤ちゃんでした。娘は必要な時だけ泣いて、それ以外はぼんやりしたり、ニコニコしたりしています。
この違い!この2人を別の母親が育てた場合、同じ感覚を共有しようとするのが無理な話です。
赤ちゃんにはタイプがあった
息子がゼロ歳の時に、あまりにも泣くので買った本です。
赤ちゃん語がわかる魔法の育児書 (カリスマ・シッターがあなたに贈る本)
- 作者: トレイシーホッグ,Tracy Hogg,岡田美里
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2001/11/15
- メディア: 単行本
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ここで赤ちゃんにはタイプがあることを知りました。2人目を産んで、「本当に赤ちゃんによって違うんだ!」というのを実感しました。
タイプとは以下になります。
①エンジェルタイプ
いつも愛想が良く、機嫌を損ねて泣くことはめったにない、天使のような赤ちゃん。
②育児書タイプ
育児書に書いてある通りに育つ、扱いやすい赤ちゃん。
③デリケートタイプ
とても敏感で、音や光、違う人に抱かれるなどの刺激で不機嫌になってしまう赤ちゃん。
④活発タイプ
好き嫌いを大きな泣き声で伝えてくる、好奇心が旺盛な赤ちゃん。
⑤むっつりタイプ
特に理由がなくてもむしゃくしゃしていて、気難しい赤ちゃん。
うちの場合、上の子は④で、下の子は①かなと思います。
自分基準で子育てを語るのは危険
友人Aが「Bさんと子連れで食事したんだけど、娘さんの髪が伸び放題なのよね。切ってあげればいいのに」と言っていました。
数日後、友人Bに会うと「娘が髪を切らせてくれなくて困る。私の母には切らせてくれるんだけど、今は母は実家(Aさんの実家は上海)だし」と悩んでいました。
私も上の子は癇癪を起こすことがあるので、Bさんの状況が分かります。子どもの見た目がぐちゃぐちゃな時って、本人の意思だったりしますよね。
Aさんの娘さんはお行儀が良いので、Aさんには想像しにくいのかな、と思います。もちろん、言われれば「そういうことか!」と理解してくれると思います。
同年代の子どもを育てていても、状況はあまりにも違う。自分基準で子育てを語ったり、分かり合える前提で話したりするのは危険だなと思いました。
一人ひとり違う、それが当たり前
冒頭の赤ちゃんのタイプは、赤ちゃんの個性を認めることが大切というメッセージです。エンジェルタイプの子もいる。むっつりタイプの子もいる。それが当たり前だよね、という。
だから、できるだけ寛容でいて欲しいと思います。母親は自分を責めないで欲しいし、周りも認めてあげて欲しい。「親が○○すれば、子どもは落ち着くはず」みたいな議論は、やめて欲しい。
仮に周りに迷惑をかけても、それが赤ちゃんであり、子どもという前提でいて欲しい。
難しいでしょうか。