資産形成はインデックスファンドを積み立てる、以上
タイトルの通りです。
投資を趣味にしていない人の資産形成は、インデックスファンドを毎月積み立てるだけ。
退屈だけど、着実
インデックスファンドは手数料が安いので、それだけ有利です。
また、毎月同額を積み立てることで、資産価格が(単価が)高い時は(数量が)少なく買い、資産価格が安い時は多く買うことになるので、平均単価を下げることができます。
そのためタイミングを見計らう必要がないです。
自動で引き落とされるようにすれば、気がつけば貯まっていた、ということになります。
あらゆるところで言い古されているけれど、これは本当のことなので、あとは早く始めるだけ。
早く始めるほど積み上がる
投資は時間が長ければ長いほどいいです。だから、今始めることが大事。
一括で投資するとなるとタイミングが重要になってくるけれど、同額を毎月積み立てるならタイミングは気にしなくてよくなります。
なるべく広い地域に投資するようにする
どこにどの配分で投資するか。人によって主張が分かれてくるところです。なるべく広い地域に投資するのがいいかなと思います。
過去を見ると、世界経済は全体としてずっと大きくなり続けてきました。将来もそうだと信じられるなら、広い地域に投資しておけば、資産も増えていきます。
ちなみに私は最初、TOPIXすなわち日本株のインデックスファンドの積み立てから始めました。そのうち、日本に資産が偏り過ぎるのは良くないと思い、米国株を中心に海外株も組み合わせることにしました。
今は投資に回している分はほとんど株式で、日本と海外を半々です。
ここ1〜2年で、新興国の資産も少しずつ取り入れてます。
先進国の債券にも投資した方がいいのかもしれませんが、現時点では積極的には投資してません。
投資を続けていくと、だんだん分かってくる
ブラジル債券とか中国株みたいに、変動の激しい資産に一括投資をすれば、痛い目にあうこともあります。でも、広い地域に投資していれば、価格の変動も比較的緩やかです。
小さな額から、でも継続的に投資してみる。そうすると少しずつ感覚がつかめてきます。
どうしようと思っているうちに数年経ってしまいます。配分は後から調整すればいいです。
分かるものに投資する
前述と矛盾しそうですが、それでも分かっているものに投資をするのが鉄則です。
今は初心者向けに様々な情報があります。信頼できる情報源から発信されたものを確認しつつ、投資家のブログも参考になります。
分からないものに投資してはいけません。私は為替の動きはわからないので、為替で利益を得ようとする金融商品には投資しません。
私が「インデックスファンドに投資するだけでいいのか」と思えるまで、数年かかりました。今でもまだ勉強中です。
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損したくない、という気持ちはパワーがあって、人の判断を歪ませます。投資に二の足を踏む気持ちも分かります。
やってみると、大したことないんですけどね。生命保険料を引き落とされる感覚と同じですし。
私が参考にした本はこちら。ただ、本の中身とこのブログ記事とはあまり関係ないです。
全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)