里帰りしない出産のためにやったこと
私は2回の出産で里帰りはしませんでした。
里帰りしないと言うと、びっくりされます。妊娠する女性の全員に、広い実家と家事に優れた母親がいる訳ではないのに、どうしてなんでしょう。
夫の協力があれば、里帰りしなくても大丈夫です。私にとっては普段の生活が送れて、とても良かったです。
私が里帰りしない出産に向けて準備したことです。
1.家事の負荷が軽くなる仕組みをつくる
まず断捨離です。徹底的にモノをなくしました。毎日のように、ゴミ袋いっぱいのゴミを捨ててました。
なんとなくしまってあった服、昔やっていたダンスの練習着、2個あったドライヤー、などなど。書類はほぼ捨てました。食器も必要な分だけ。
モノが少なければ、管理は楽になります。掃除もしやすくなります。
そして必要なものがすぐ取れるような配置にしました。リビングのテレビボードの引き出しにはオムツ。赤ちゃんの服とタオル類もすぐそばに。
キッチンもモノを減らし、分かりやすい収納を考えました。掃除用具や洗濯用品なども、使うものを厳選して、使う場所の側に置きました。
もともとルンバ、食器洗浄機、洗濯乾燥機をフル活用していました。あとの家事は食事の準備と猫の世話ぐらいになりました。
2.夫が休みを取る
夫は、1人目の時は出産当日くらいしか休みませんでしたが、2人目の時は退院1週間後まで休みを取ってもらいました。産休ではなく、夏休みと有休を組み合わせました。
上の子どもの相手、日々の食事の準備と、大奮闘してくれました。私は貧血になっていたので、本当に助かりました。
夫が休みを取れないことも覚悟はしていたので、よかったです。
上の子がいる場合、少なくとも入院中はどうしようもないので。休めないパパだと、結構厳しいかもしれません。
3.自治体の支援があるヘルパーを依頼する
私が住む自治体では、家事援助やベビーシッターが低価格で利用できる制度があります。
1人目出産の時は、家事援助ヘルパーを頼みました。主に食事の作り置きをお願いし、たまに簡単な掃除もしてもらいました。
もし夫が休みを取れなかったら、2人目でもお願いしたと思います。
4.食事を宅配に頼む
1人目の時は、夕ご飯用に冷凍宅食をいろいろと試しました。ごはんを作れる時は作りたいと思っていたので、融通がきいて良かったです。
2人目の時は、がっつり休むつもりで、生協のお弁当にしました。平日の昼に毎日届けてくれます。品数が多く、夫も満足していました。2週間近く前に注文するので、予定が変わらない場合に適してます。
味噌汁は出産祝いでいただいた即席のもの。ごはんを炊くだけで済みました。
5.上の子の送迎はファミリーサポートの手を借りる
産休中は保育園の時間が9時から5時までと短縮されました。夫が会社に行き始めたら、保育園の送り迎えができなくなります。そこで、ファミリーサポートをお願いすることにしました。
本来、ファミリーサポートは提供会員の自宅での保育なのですが、産後1ヶ月は保育園の送迎がお願いできるのです。
1人目出産の時に、会員登録は済ませていました。そこで今回は、出産2ヶ月前くらいにファミリーサポートに問い合わせをして、対応できる方を探していただきました。
無事見つかり、産前2週間ぐらいの時に、上の子とともに面談しました。
今はネットでモノも買えますし、情報収集もやりやすいので、産後の生活の負担はだいぶ軽くなっていると思います。
家にいると色々やりたくなるので、それさえ気をつければ、家族だけの産後はとてもいいと思います。