Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

子育てしててもキャリアは諦めたくない。でも体力ないし、面倒くさがり。シンプルライフをベースに日々の工夫や思いを記録します。

「100万回生きたねこ」に震える理由

こんにちは。ことさくらです。

どんなに感動的なシーンでも泣けない私が100%涙する絵本があります。かの有名な「100万回生きたねこ」です。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)



あるとき、ねこは王さまのねこでした。ねこは王さまなんかきらいでした。


この不遜な感じ。愛情を受け取れない心の狭さ。そのまんま若い頃の私です。こじらせ女子だった私は、周りの人がどれだけ愛情を持って接してくれていたのか、全く理解しようとしていませんでした。のらねことは逆に自分が嫌いで、でも自分しかいない世界にいました。

それを思い出すと身につまされます。



そんなのらねこが、愛したいと願う存在に出会います。心を通じ合わせる喜びをしみじみと感じます。

自分よりも大切にしたい存在があることの尊さ。私は夫と出会い、ラッキーにもこじれトンネルから抜け出すことができました。さらに子どもを持つこともできました。

そして心から思います。自分は愛情を受け取る資格がある人間だと、子どもたちにはちゃんと知っておいて欲しい。

自分は幸せになっていいんだという許可が出せないと、どんなに素晴らしい環境にいても幸せにはなれません。夫を見ていると、自分が幸せになることに何の疑問もない様子です。子どもたちもそうであって欲しいです。



これから子どもたちが成長したら、勉強しなさいとか、きちんとした生活を送りなさいとか、言うようになるのかな。でもそんなことは二の次。何はなくても、幸せになって欲しい。そう思います。