give & give が広がる世界
前職の社長に「コミュニケーションはgive & takeではなくgive & give だ」と言われたことがあります。
コミュニケーションとは、与えて、与えて、与えるもの。
20年近く前のことです。
最近、また同じ言葉を目にしました。
与えてもらいたがるのは、苦しい
お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣さんが立ち上げたレターポットに登録してみました。
サービスの詳細は省きますが、この説明の中で「give & give 」という言葉を久しぶりに目にしたのです。
キングコング 西野 公式ブログ - レターポットの使い方【マナー編】 - Powered by LINE
まず与えるところから。そうすれば、いつかどこかから返ってくる。
これは日本に昔からあった発想ですが、つい忘れがちなものでもあるのだと思います。
いいねをたくさん欲しがったり、既読スルーを嫌ったり。「与えてもらいたい」という思いが前面に出ると、実は自分がどんどん縛られる。どんどん苦しくなる。
そこから開放されることで、コミュニケーションはずっと楽になります。確かに。
与えたいものを、与えたい分だけ
だからと言って、無制限に与えられる訳ではありません。与えることによって、自分が疲れてしまうのは違うかな、と。
自然とできることの中で、相手のために何かできれば、それでいい。自然とできることだから、見返りを求めなくても済みます。
ふと、誰かからプレゼントを受け取ることもあるでしょう。それはありがたく受け取って、おしまい。無理に返そうとしない。
これ、私はできていないのですが、できるようになりたいです。
そういう環の中で生きていけたら、気持ちよく暮らしていけるだろうな、と思います。