年賀状はほぼやめました
今年の年賀状は20枚も出していないと思います。Facebookで繋がっている友人とは年賀状のやり取りをやめ、親戚とお世話になった数人だけ。
それだけで年末の負荷はかなり減りました。
年賀状200枚を目指していた時代も
以前勤めていた会社の社長が、「年賀状は200枚出して3枚返ってくるぐらいがいい」と言っていたことがありました。コミュニケーションに関する著書が多数ある方です。
言葉の意味としては、「コミュニケーションはこちらが与えまくるぐらいで考えた方がうまくいく」ということだったと思います。
当時の私は「なるほど!」と思い、関係がやや薄い人にも年賀状を送っていました。
あれから15年。コミュニケーションの考え方も、年賀状の立ち位置も、随分と変わったなと思います。
時代が変わるとコミュニケーションも変わる
コミュニケーションツールとしてSNSが根付いたことは、大きな変化です。今、あまり関わりがない人でも、ある程度どんな生活をしているかが分かったりします。
もちろん、投稿しない人もいますが、メッセンジャーでいつでも繋がれるというのは大きいです。
そうなると年賀状の意味も薄れてきますよね。今は年賀状をやめる人も増えていますし、出さないことが失礼という感覚も薄れていると思います。
それに加えて、コミュニケーションをこちらからガンガン取るというスタンスも、時代遅れに感じます。
簡単に繋がれる時代に、あまりに強く働きかけられると、引いてしまいます。
自分がSNSに何らかの意思表示をして、それに反応した人にだけ返す、というのがちょうど良い感じ。
時代が変わったんだな、としみじみ思います。
無駄を全部なくすつもりもないのですが、やっぱり年賀状準備の負荷が軽いのは助かります。古い友人とはネットで適度に繋がりつつ、いつかまた会うときがあればいいな、と思っています。