Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

子育てしててもキャリアは諦めたくない。でも体力ないし、面倒くさがり。シンプルライフをベースに日々の工夫や思いを記録します。

ベビーカー論争、その後

下の子が産まれてからしばらくして、ふと気付きました。


ベビーカーに対する風当たりが弱まっている!


ベビーカーをたたむか、たたまないか


上の子が産まれた頃、2014年前後でしょうか。電車の中でベビーカーをたたむべきかどうかで論争が起こりました。


そこから派生して、新幹線のグリーン車に子どもを乗せていいかどうかなど、子連れの親のマナーについて取り上げられることが多かったようです。


多かったようだ、というのは、私にとって育児の当事者になるのは初めての経験だったので、その状態が普通のことだと思っていたからです。


つまり、赤ちゃん連れの親には、厳しい視線が注がれているものだと。


実際、球場にベビーカーで行った時に、ボランティアスタッフの方々から厳しい対応をされたこともありました。


まだ何もしてないのに、「危ないところにベビーカーを置かないでくださいね!」と強い口調で言われたり、別の方が置いたベビーカーについて「ほら、こういう人がいるから困るんですよ」と愚痴られたり。


「あいつらは今に何かやらかすに違いない」という空気を感じました。


横断歩道で自転車レーン寄りを渡っていたら、自転車に乗ったおばさんに「危ないじゃない!」と怒られたこともありました。


ただでさえ余裕がないのに、外に出ればそんな対応をされて、辛かったです。


今、初めてママになっていたら、考え方はかなり違うかも


でも、下の子が産まれてから5ヶ月経ちましたが、ベビーカーを押していても何も言われないことに気付きました。


テレビのワイドショーでも、子連れの親のマナーに関する内容を見たことがありません。


もし今、初めてママになったとしたら、ベビーカーは肩身の狭い思いをして押すものだという考えはないですよね。


結局、あれは何だったのでしょうか。


ベビーカー論争がどういう結論になったのかは分かりません。その後、電車ではベビーカースペースが増えましたから、たたまなくても良いという方向なのでしょうか。


それでも私はまだトラウマがあります。街に出る時には、どこかビクビクしています。


赤ちゃんとママにあたたかな目を向けている人も多いんですけどね。


ベビーカー論争が再び起こりませんように、と願うばかりです。