ペットはシェルターから引き取ることを考えて欲しい
うちの可愛い猫たち。
写真が嫌いなので、可愛い表情はなかなか撮れません。しかも2ショットで撮れることはほとんどなく。
この子たちは4年前にあるシェルター(保護施設)からやってきました。
ラコントレ・ミグノンさんの譲渡会に訪れる
猫を飼おうと決心した時、ペットショップで買うことは考えませんでした。わたしが好きなのはしましまの猫、雑種の猫だからです。
シェルターには里親を探している雑種の猫がたくさんいます。さっそくでかけて行くことにしました。
各シェルターでは、譲渡会を開催しています。最初に行ったところは、なぜだか雰囲気が良くなくて、こちらも暗澹としてしまいました。希望の子を見つけることができそうになく、すぐに退散。
気を取り直し、夫と訪れたのが、ラコントレ・ミグノンさんの譲渡会でした。こちらは狭いながらも雰囲気が明るくて、それだけで気分がウキウキ。
猫だけでなく、犬やウサギもいて、それぞれアピールしてきたり、しなかったり。秋田犬の男の子や、テリアのおばあちゃんもいたな。みんな可愛い。
ワンコにも気を取られつつ、お目当ては猫。ケージを一つずつ見ていきます。
しましま猫の3つ子に出会う
たくさんの猫の中で、しましま猫の3つ子ちゃんがいました。生後5ヶ月くらいなので、少し大きくなっていたけど、むしろちょうど良いかも。
その中の1人は、昔飼っていた猫に似て、ハチワレのしましま。何となく目が合って、抱っこさせてもらいました。
ピンときた、まではいかなかったけど、この子かな、と。そして、「せっかく3つ子なのだから、もう1人迎えたい」と思ってしまい、ハチワレちゃんが女の子だったので、もう1人は男の子を選びました。
そういえば、ケージにしがみついて出てこなかったな。臆病な性格はその頃からか。
ちなみに、3つ子ちゃんのもう1人の女の子は、先住猫さんがいる家に引き取られたとのこと。ブログを見る限り、幸せそうでした。
まずはトライアルからスタート
なお、家に迎える子を決めても、すぐ譲渡にはなりません。まずはトライアル。代表の方が家まで訪問してくださり、飼育環境をチェック。マンションの規約も確認します。
一時預かりボランティアさんと初めてうちに来たニャンズは、見るからにドキドキ。2人でくっついています。
このボランティアさんがすごい。ニャンズは不要な爪とぎもせず、トイレも完璧。無駄鳴きもしません。きちんと躾けられていると感じました。
シェルターに来る子は、ボランティアさんにきちんと躾けられているのが、とても良いと思います。ペットショップにいる子よりも良い生育環境だったりもするだろうな。
晴れてニャンズがうちの子に
トライアルで問題がなければ、正式に譲渡となります。もう一度、ラコントレ・ミグノンさんを訪れて、契約します。経費の支払いもしました。
思えば、これがうちの猫たちにとって、最後の遠出でした。地下鉄に揺られて、不安がっていたな。
これで晴れて、うちの子です。
最初、ハチワレちゃんは、来客があるといちいち挨拶に行っていました。譲渡会で愛想を振りまくことを教えられていたからでしょうか。
しばらくすると、もうその必要がないことに気づいたみたいですが。
そういう様子を見ても、絶対この子たちを幸せにしようと決心しました。
ペットはぜひシェルターから迎えてあげたい
ペットショップには可愛い赤ちゃんがいて、わたしもつい眺めてしまいます。
でも、赤ちゃんの時から1人でケースに入れられて、みんなに見られてるのはどうなのかな、とも思ってしまいます。
あと、気になるのが売れ残り。命ですから。
シェルターには里親を探す動物たちがいて、それぞれ本当に可愛いです。わざわざ売るためのペットを生産する必要があるのかな。
一部、ブランドのペットを欲しがる人がいるのは理解できます。でも家で可愛がりたいだけなら、血統書は必要でしょうか。
ペットを飼いたい人は、ぜひシェルターから迎えることを選択肢に入れて欲しいです。
いずれ、子育てが終わって仕事もセーブするようになった頃、シェルターにいる老犬を迎えるのが夢です。