ベストな選択肢を選び続けること
決断する時に決めていることがあります。
必ず自分にとってベストな道が含まれている選択肢を選びます。
ベストな道が含まれている選択肢を選ぶ
例えば、こういうことです。
転職しようとしていて、営業職を希望、A社とB社のどちらかしか受けられないとします。
A社は一番行きたい会社だけれど、大手なので受かるか分からないし、さらに営業職の希望が通るかわからない。アシスタント職になるかもしれないけど、それは避けたい。B社はまあまあ行きたい会社で、確実に営業職に就ける。
希望する順位が
1位 A社で営業職
2位 B社で営業職
3位 A社でアシスタント職
この場合はA社を受けます。絶対。
B社に入社すれば、「アシスタント職になってしまう」という最悪な事態を確実に回避できます。でもB社は選ばないんです。
選択肢の認識にズレがある可能性
ベストな道だけを選んでいくのは、いくつか理由があります。
まず自分が設定した選択肢が、必ずしも正しいとは限りません。
B社に入れば、アシスタント職にならない、と言うのは自分の思い込みかもしれません。
認識にズレがあった時、マシと思われる選択肢が最悪な結果を招くかもしれません。それはショックが大きいです。
思い切ってベストな道にチャレンジしたら、もしダメでも諦めがつきます。
ベストを選び続けると何とかなる
2つめに、最初の決断で全てが決まる訳ではありません。途中でいくらでもリカバーできます。
仮にアシスタント職になっても、A社に入れば、スキルを養ったり信用を積み重ねたりして、営業職への転換を交渉できるかもしれません。
長年、社会人をやってくると何とかする力が身についてきます。その場その場でベストな道を選んでいったら、一旦それることがあっても、だんだん自分が望む姿に近づきます。
3つめに、少しハードルの高い選択肢を選んでも、経験上、ダメだったことってあまりありません。
自分にとってベストな道って、勝手にハードルを上げちゃうのかもしれません。やってみたら、意外と実現したりします。
それも、やってみなければ分かりません。スタートラインに立ってみることです。
えいっと背伸びし続けると、どんどん成長できる
今の会社に転職する直前は、私にとって大きな転換期でした。
前の会社でパワハラに遭い、出勤が難しくなっている頃、転職話が舞い込んできました。一方で社会人大学院を受験していました。
転職が成功しないと、大学院に入っても学費が払えません。ただ、大学院で学ばないと、転職先で必要な知識がなく、仕事を上手く進めるのは難しくなります。
転職が決まってから入学を決められたら良かったのですが、時期的には大学院入学が先でした。
ベストな道は、大学院に入り、転職を成功させること。私は大学院の学費を払い込みました。そして、転職も成功しました。
どちらも背伸びした選択肢でした。大学院では周りの学生と比較して格段に知識がなく、授業では間抜けな発言を繰り返していました。仕事でも、そのポジションに十分なスキルがあったとは言えません。
でも、どうにかなりました。身体はキツかったですが、足りない知識を身につけたり、周囲に助けを求めたりして、できることからやっていきました。
結果として、大学院に入り、転職したことは、自分の理想の人生に大きく近づくきっかけになりました。
常に自分にとってベストな道を選び続ける、というのは、これからもやっていきます。