物忘れを改善するためにやったこと
だんだん物忘れが激しくなってきて、本当にまずい状況になりました。
1人めの育休から復帰してしばらくした頃のことです。
10年来の友人の苗字が思い出せない。
会社では会議に行くのを忘れる。
朝、夕ご飯に出そうとしたおかずを電子レンジで発見する。
慌てて、ボケや脳の本を買い込みました。
数冊読んだ上での結論は、
「30〜40代の物忘れが本当に問題であるケースは稀」
「多くの物事を処理することが求められる年代であり、情報量が脳のキャパを大幅に超えてしまうのが原因」
ということでした。
物足りない結論だな、、、と思いつつ、やったことです。
1.脳以外に覚えさせる
まず、何かを覚えておくことはできない前提で、自分以外に予定を覚えさせました。
仕事の予定は、すぐに会社パソコンのOutlookでアラームをセット。
さらにモニターにふせんで貼る。
誰かが一緒なら、声をかけてもらうように頼む。
プライベートの予定はスマホでアラームをセット。
さらにLINEで夫に共有し、覚えておいてもらう。
余裕があれば手帳にも書く。
で、忘れる。
それまでもやってたんですが、予定が決まってOutlookに入れる間に忘れたりしてたので。
脳の容量を空ける意識で行動しました。
2.決断する時間を減らす
服は平日5パターンを繰り返す。アクセサリーもセットで。
献立を考えられない時の献立を決めておく。
など、「決める」機会を減らす、あるいは簡単に決断できるようにしました。
「どうしようかな」と考えていることに気づいたら、すぐに決める。決められないことなら、何があれば決まるか、いつ決まるかを明確にしてから手帳に書き、忘れる。仕組み化できることならしてしまう。
夕ご飯に何作るかとか、意外と長時間考えてたりするものです。
3.もやもやは紙に書き落とす
決断しにくいこともあります。今のところ、解決が難しいこともあります。
それをずーっともやもやさせてると、脳がもったいない。
その時は、とにかく書きます。
私は頭の中のことを書くためだけのノートを用意しています。
ノートに書きだすことで整理できることもあります。
保留すると改めて決めるだけでも、ぐるぐる考え続けるのを止められることがあります。
4.スマホから余分な情報を入れない
家族や友人とやり取りしたり、買い物したり。スマホは必要なのですが、そのまま脱線して色々見てしまうことがあります。
でも、知らなくていい情報は、脳に入れるべきではないです。
そこで脱線に気づいた時点でスマホを置くことにしました。
スマホを使う時間を決めている方もいます。ただ、子どもの都合に振り回される生活では現実的ではないかも。
無駄なことしてると思ったら置く。このくらいのゆるさが続けやすかったです。
5.部屋のモノを減らす、隠す
モノはそこにあるだけで情報を発します。視界にモノが多いと、それだけで「片付けよう」とか、「新しく買いなおそうかな」とか考えてしまいます。
なので、モノを減らしました。
実際に捨てましたし、なるべく棚の中などに隠しました。
これらのことを続けていたら、ひどい物忘れは減ってきました。
半分「病気かも」と思っていたので、効果をあまり信じていなかったのですが、やっぱり脳のキャパオーバーだったんです。
他に、本には「人と話す」「視点を近くにしたり遠くにしたりする」などのアドバイスもありました。これは脳を活性化させる方の対策ですが、こちらも効果があったように思います。