妊娠するためにやったこと
私が「子どもが欲しい!」と本気で思ったのは、28歳の時でした。根拠もなく、いきなり湧き上がってきた感じの。
それから32歳で現在の夫と結婚し、子どもが産まれたのは37歳。結局10年近くかかってしまいました。
妊活は結婚してからすぐ始めました。その間にやったことです。
1.不妊治療
子どもができにくいだろうとは思っていたので、結婚してから、すぐに病院へ行きました。
ひとつめの病院では、タイミング取るだけでステップアップする気配がなく。別の病院にメールで相談したら、治療プロセスを明確に答えてくれたので、転院しました。
3年半かかりましたが、体外受精によって妊娠でき、感謝しかありません。スタートは早ければ早いほどいい。悩む前に行動するというのは重要だと思います。
2.頭痛と肩こりを治す
不妊治療を始めたばかりの時、私は肩こりがあるのが普通でした。さらに、年に数回は激しい頭痛にも襲われ、数日寝込むというのを繰り返してました。
今考えると、そんな身体に赤ちゃんが来てくれるはずがないんですよね。。。
なので、活動をセーブしました。身体が動く限界まで働いていたのを止め、プライベートの予定はほぼ断りました。
とにかく早く家に帰る。身体に良いものを作って食べる。たくさん寝る。お酒を飲み過ぎない。
最初は世の中から取り残されたような気がして、辛かったです。でも、赤ちゃんのためと思って、耐えました。
今となっては、無駄なことにもエネルギーを使ってたなと思います。生活を変えたら、考え方まで変わったのですが、それはまた別の機会に。
3.猫を飼う
これは私にとって、リラックスできる場所をつくることになりました。
猫を飼うまでは、家にいても落ち着きませんでした。夫が仕事や飲みで帰らない日は、がらんとしたリビングでひとりぼっち。妊娠するために早く帰るようにしていたけど、鬱々としてしまう、、、
猫が来てからは、リビングの空間がぴたりとおさまった感じがしました。家にいても辛くない。居場所って感じがする。
妊活中は思いつめがち。自分にとって心地いい環境は必要だと思います。人によっては素敵なインテリアとか音楽とか。
自分が本当に好きなものを知っていると、いろんなことを切り抜けやすくなると思います。
4.温活
子どもの頃から冷え性でした。それがどんどんひどくなり、冬は身体の冷たさが辛くて、辛くて。
やったことは、冷えとり靴下を履くこと。おまたにカイロを当てること。下着をゆったりとしたものに変えたこと。寒い地域の食べ物を選ぶこと。
冷えはだいぶ改善したかな、と思います。
5.腸活
これはまだ成功してません。ただ、便秘外来に通ってから、コントロールする方法が分かったので、以前よりはマシになりました。人生をかけて取り組むテーマだと思ってます。
1人め妊娠まで3年半。長かったけれど、身体が整うまで、その時間が必要だったんだなと思います。
子どもが欲しいと思わなければ、身体に無理をかける生活を今でも続けていたかもしれない。これからの人生のためにも、妊活期間があってよかった。
私の周囲には、治療している人がたくさんいます。どうかどうか、子どもを望む人に、赤ちゃんが来てくれますように。