Never stop moving〜フルタイムワーママの日々〜

子育てしててもキャリアは諦めたくない。でも体力ないし、面倒くさがり。シンプルライフをベースに日々の工夫や思いを記録します。

フリーランスの経験はサラリーマン生活で活きる

フリーランスの経験は、サラリーマン生活でも相当役に立ちます。


今、私は会社に所属して働いていますが、フリーランスの頃と同じくらい自由に働いています。もっと自由かも。


1.会社を辞めても大丈夫だと思える


いつでもフリーランスに戻れると思っているので、会社にしがみつく必要はありません。楽しいから会社員やってます。


自分で選んだポジションなので、しばられている感覚は皆無。最近は働き方改革が進んでいて、ますます自由です。


自由に働くというのは、私の幸せにとってすごく大事なので、ここは大切にしたいところ。クビになりたくないから会社で自由に行動できないとか、絶対に無理です。


2.自分の仕事に値段をつけられる


私はライターをしていたので、原稿に値段をつけて売っていたことになります。


それだけの価値がある仕事をしなければというプレッシャーはあります。一方で、依頼が来ていたということは、価値を提供できていたという自負もあります。


この経験があると、自分が会社にどのくらいの価値を提供しているかが明確になりやすいです。


営業職のように会社に提供した収益が明確なポジションもありますが、会社が大きくなるほど自分が提供している価値が分かりにくくなります。


自分が今、会社にどんな価値を提供しているか?


客観的に自分の価値が測れると、会社と対等でいられます。自分の成果をきちんとアピールできますし、会社から言われていることが正当なことなのかの判断もできます。


3.「やります」と言う癖がついている


大企業カルチャーを持ったサラリーマンと一緒に働いていると、リスクの取らなさに驚きます。私は性格的にリスクに敏感なタイプですが、その私が豪快な人に見えてくるほど。


何かあった時に「だから、できないかもしれないって言ったじゃないですか」と言えるように布石を打つ感じ。


驚くことに社長でも責任逃れが癖になっている人がいます。今まではそういう人が出世できたので、仕方ないですね。


フリーランスは「前例がないからできません」などと言ったら即終了です。


まず「やります」と言う。それから方法を考える。そして、絶対に高いレベルでやり遂げる。


その経験があると、多少のことなら力技で何とかできるようになります。だから「やります」と言いやすくもなります。そうなれば、仕事の評価につながります。


4.近寄ってはいけない人への嗅覚がある


とはいえ、何でも「やります」と言って、便利に使われるだけでは疲弊します。


いるんです。他人を搾取する人って。私がフリーランスの時も、お金を払わずに色々やらせようとした人がいました。「報酬をいただけないならできません」と言ったら、約束が違うと騒ぎ出すし。(あなたとは何の約束はしていません)


フリーランスでは誰も守ってくれないので、搾取する人、変な影響を与えてくる人からは、真っ先に逃げないといけません。近寄ってはいけない人への嗅覚が育ちます。


サラリーマンは比較的守られていますが、それでも近寄ってはいけない人と出会うことはあります。うっかり巻き込まれる姿をいくつか見てきました。


同じ部署にやばい人がいたら、そうそう距離を置けなかったりもしますが、それでも早く察知できると逃げやすいです。


5.会社へ感謝できる


「会社員は自分の3倍稼いでトントン」という話を昔聞いたことがあります。根拠は分かりませんが、そんなものかな、と思います。


一般的な会社では、経営者は雇用の継続を守ろうとします。税金の支払いなどの事務を代行してくれます。職場には仲間や上司がいて、困った時には助けてくれます。仕事のチャンスも広がります。


それだけのことをしてくれるなら、何倍も稼いで会社に貢献したいと、自然に思います。フリーランスを経験し、1人で諸々を処理してきたからこその思いです。



私は80歳までは働きたいと思っているので、いつかはフリーランスに戻ることになります。それまでは会社に感謝しつつ、対等な立場で、自由に働きたいです。