クラシックバレエを観るときに初心者がやっておきたいこと
クラシックバレエ、しかも白鳥の湖なんて、「綺麗だけど、ちょっと退屈」というイメージでした。
友だちに誘われて行ってみたら、本当に面白かったです。
マリインスキー・バレエの来日公演です。とにかくダイナミック!
ダンサーさんの足はどこまでも高く、ブンブン回りまくり。群舞では舞台を白鳥が埋め尽くしていて、それもまた迫力。オケは胸の奥まで響く音。
白鳥の湖だからって、白い衣装でちょこちょこしてる訳ではないんです(そんなこと思っていたのは私だけ?)
そこで、初心者がクラシックバレエを観に行くにあたり、やっておくといいことです。
ストーリーは確認しておいた方がいい
白鳥の湖って、最初の方はみんなで宮殿でチャラチャラ(?)しているシーンから始まります。
ストーリーを知らないと、「いつになったら白鳥が出てくるんだろう」とか、「あの有名な音楽が出てこない」とか、そういったことが気になってしまいそうです。
宮殿のシーンは、華やかなダンサーさんの群舞やソロ、デュエットなど、様々な踊りが楽しめるシーン。せっかくなら、思い切り楽しみたいです。
また、第二幕の舞踏会のシーンは、本当に楽しかったです。スペインの踊りやナポリの踊りなど、テイストの違うダンスが披露されて、衣装も色とりどりでした。
湖のシーンは、それはそれで素敵なのですが、それ以外のシーンも魅力的です。
双眼鏡はあるといい
恥ずかしながら、カープの双眼鏡を持っていきました。これが大正解です。
3階席だったので、全体を見られるのはいいのですが、細かな演技までは見えません。主人公のオデットが登場した時は、双眼鏡も駆使しました。
表情が分かると、一層心に響くものがあります。
双眼鏡は会場でも借りられました。
飲み物と軽食を持っていくといい
今回は風邪をひいていて食欲がなかったのでよかったのですが、何かちょっと食べたい、飲みたいと思っても、会場で調達するのはなかなか難しいです。
ゆったり食事して公演に臨めれば、それがベストなのですが、平日だと仕事から駆けつける人が多いはず。
休憩を含めて3時間半と長いので、食べ物と飲み物を少し持っておくと、休憩の時にお腹を満たせます。
会場でグラスワインを買って飲むのも楽しいですが、やっぱり並ぶので、一応飲食物を用意しておくと安心です。
今回は、クラシックバレエの先入観を良い意味で壊されました。これからも機会があったら観に行きたいです!